アロエの
育て方実験

宮古島そだちのアロエベラタイトル

アロエ畑の花飾り

〜〜 アロエベラ鉢植え実験コーナー 〜〜

§アロエの鉢植えについて、お客様から多くのご質問を頂きましたが、本などで紹介されている方法と宮古島で私どもが栽培している方法では異なる部分が多いので、どちらが良いのか確認するために実験を行うことにしました。特に水の与え方については多肉食の植物は水は切らしぎみの方がよいというのが一般的ですが、アロエについては私の経験上の認識と大きく違うので水の与え方を中心に実験を行っていきます。その為T.とU.の土に関しては肥料は全く入れていません。
T.島尻マージ
宮古島で一般的な赤土

島尻マージ
石灰岩が風化して赤くなった土
水はけは良いが保水力がない
U.クチャ
粘土質の土

クチャ
粘土質で保水性はよいが
乾燥すると地表面が硬くなる。
V.園芸用赤玉土
赤玉7、牛糞堆肥3

赤玉
園芸コーナーなどある一般的なもの
保水性、排水性に優れている。

鉢の底には小石を敷き詰める。
小石を敷き詰める


  

出来るだけ同じようなアロエの苗を揃えましたが、若干のバラツキはあります。
@島尻マージ
アロエサンプル1

アロエサンプル1
Aクチャ
アロエサンプル2

アロエサンプル2
B赤玉
アロエサンプル3

アロエサンプル3
C島尻マージ
アロエサンプル4

アロエサンプル4
Dクチャ
アロエサンプル5

アロエサンプル5
E赤玉
アロエサンプル6

アロエサンプル6
@ABのアロエは植え付けた直後から水を与える。
根付くまで水は1週間に2回程度与えるグループ。
CDEのアロエは植え付けた直後は水を与えない。
根付くまで水は2週間に1回程度与えるグループ。



2004年9月1日実験スタート
アロエ全サンプル
半年後の写真が楽しみです。


年月日 作業内容及びアロエの状況報告
2004年9月1日  3種類の土と6本のアロエ苗で実験をスタート。最初から水を多めにやるグループのアロエと水を切らしぎみにするグループのアロエで根付く状態を観察する。
2004年9月4日  @ABのアロエに水をやる。倉庫の中に置いてあるので土はまだ湿ったおり、水をやる必要はないと思われるが、実験なので強引に水をかける。 
2004年9月8日  @ABのアロエにまた水をやる。土は十分湿っていたので溜まらない程度に500cc程かける。 
2004年9月11日  @ABのアロエに水をやる。昨日から大雨なので外のアロエ畑は水浸し状態である。このグループが自然の状態に近いと思われる。
2004年9月15日  全てのアロエに水をやる。CDEのアロエは植え付けてから初めて水をやるのでよく染み込む。全体的な見た目は6本のアロエともそれほど変わらない。
2004年9月25日  CDの鉢の土がひび割れて来た。特にDの土は表面が少し硬くなってきている。Eの鉢は表面は乾いているが土の中は適度な湿り気があり状態はいい感じである。
2004年10月2日  実験を始めて一ヶ月が過ぎたが、全てのアロエは以前として青々としている。畑への植付けだとそろそろ赤茶色になってくる頃だが一度も外へ出していないので直射日光の影響を受ずに青さを保っていると思われる。
   
   
   
   
   
   
   




※本などではアロエは根腐れしやすいので水はやり過ぎないないようにとありますが、私の経験ではある程度の水では殆んど根腐れしません。育てる土の質によっても大分違うと思うのですが、大雨などで水没したようなアロエでさえ枯れることはありませんのでよほど水に強いと思われます。
 しかし、収穫したアロエの葉は非常に水に弱いです。濡れたままの状態で葉先を持ったりすると直ぐに色が変わって2、3日で腐り始めます。特に夏場はこの症状が顕著にでますので、宮古島の暑さ特有のことかも知れません
水没したアロエ。
しかし枯れること無く元気に育っています

水没したアロエ畑
台風の大雨の度にご覧のような
状態になります。
川のように水が流れるアロエ畑






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