アロエの雑学 |
アロエの雑学 |
アロエの原産地は、アフリカおよびインドで太古から原住民にたちが薬草として尊重していたと言われています。 文献に登場するのは、古代エジプトの墓から発見された「エーベルス・パピルス」という古文書で紀元前16世紀にさかのぼります。 最も有名なのは紀元前4世紀ごろ活躍したアレキサンダー大王が、戦いで傷ついた兵士の治療に使い遠征にも必ず持参した、というものです。 日本にアロエが伝わったのは、中国を経由して鎌倉時代に入ってきたというのが通説になっています。 正式な記録として現れるのは江戸時代の「大和本草」という本のなかで「その味にがく臭くして、気味ともに甚しくにがきゆえに虫を殺す」と記されています。 |
アロエの種類は非常に多種で700種類以上とも言われています。 |
アロエとはアラビア語でずばり「苦い」という意味です。日本のキダチアロエは「木立ちアロエ」つまり木のように立っているアロエという意味です。 |
アロエの育て方をご紹介します。 アロエは病害虫に強く農薬などは全く必要としません。ですから、温度管理と水の管理をしっかりすればアロエの 栽培は特に難しいものではありません。温度管理や水管理といっても冬場に外に出しっぱなしにしたり1ヶ月も水 を与えなかったり、極端な手抜きをしなければ殆んど枯れることはありません。それほどアロエは生命力の強い 植物なのです。(これまでの経験から) ただし全く枯れない訳ではありません。経験上5%程度の苗に発育不良や立ち枯れが見受けられます。 しかし、これは個体差やその他何らかの原因があると思われるのですが、アロエ栽培に大きな影響を与えるもの ではありませんので枯れた苗はすぐに植え替えることで対処しています。 |
アロエの苗は親株の根本 から次々と生えてきます。 放っておくと親株を覆いつ くすほどの数になります。 この子株を取って植え付けます |
子株を引き抜いた状態です。 この株は根がある程度ついていますが、 殆んど根がついていない株でも大丈夫です。 それから、子株をとってから日陰で保存すれば 1ヶ月後でも定植可能です。 (※アロエの生命力は本当に驚異的です) |
アロエを植える時の土はあまり粘り気 の強い土や硬い土は向いていません。 水はけが良くサラサラしている土の方 が向いています。 それとアロエベラはあまり深く根を張 りませんので植える時にあらかじめ深 めに植え付けると大きくなっても安定 します。 |
アロエ栽培の注意点とお手入れ 1.気温の低下には十分気をつける。(霜などは厳禁) 2.水は夏場1週間に1回程度冬場2週間に1回程度やる。 3.鉢植えの場合、水はあまりやり過ぎない。 4.できるだ外へ出して太陽に当てるようにする。 5.ある程度大きくなってきたら余計な下葉はとる。 6.肥料は与えすぎない。(葉肉の質が悪くなる) |
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